小説吉田学校
中学生くらいだったのかな。
いつ頃かの記憶が怪しいんだけど、映画館で見たのはハッキリ覚えてる。
『小説吉田学校』
当時まだ元気だった田中角栄や中曽根康弘、宮澤喜一などが実名で登場してるとかで話題にもなったような。
でもって、親父に連れられて映画館に行ったのだよ。
占領下の日本の進むべき道をどうするか、という政界ドラマで最終的にサンフランシスコ講和会議にこぎつけるまでのお話。(たぶん)
この時に見た記憶のみで書いてるから間違ってたらゴメンナサイね。
でも、面白かったなーと思ったのを覚えてる。
特に印象に残ってるシーンをいくつか挙げよう。
① 田中角栄役の西郷輝彦のしゃべりがモノマネっぽくて結構似てたなあ。
② 密命を帯びてアメリカに渡った池田勇人(高橋悦史)が仕事が上手くいったら、随行してる宮澤喜一に喜んでキスしまくるのがコミカルだったなあ。
③ サンフランシスコ講和会議の平和条約に調印するシーンで、吉田茂(森繁久彌)がローマ字でサインするとこがカッコ良かったなあ。
④ 唯一の女性キャストだった夏目雅子(吉田茂の娘、つまり麻生太郎の母役)が綺麗だったなあ。
⑤ 吉田茂(森繁久彌)と三木武吉(若山富三郎)が国会内の廊下ですれ違いざま睨み合うシーンが最高に迫力あったなあ。
とにかくあの時代、みんな必死で闘ってたんだ。
その迫力がビンビン伝わってくる映画だった。(ような気がする)
ホント、うる覚えながら鮮明な印象のままに書いてるからね、記憶違いがあったらゴメンナサイね。
しかし、あの時代ばかりではない。
今だって時代の大きな転換期と言っていいかもしれない。
最終的に日本の歩む道を決めるのは政治だ。
その政治を決めるのは、我々の投ずる1票。
という気持ちで選挙に行ってくるよー。