35年目のラブレター
久しぶりに映画の話。
笑福亭鶴瓶と原田知世が主演の実話に基づいた感動物語。
恵まれない家庭環境で育った寿司職人の保(たもつ)さん。(鶴瓶の雰囲気そのままで良い)
小学校にも通えなくなり、字の読み書きが出来ないまま成人して寿司職人になった。
そんな保さんを長年支えてきた妻のきょうこさん。(原田知世が素敵)
若い頃に妻からもらったラブレターを読むことが出来ずに悔しい思いをした保さんは、定年を機に夜間学校へ通い読み書きの勉強を始める。
妻にラブレターを書く目標に勉強を続ける保さんだったが・・・。
いやー、めっちゃヨカッタ。
出会いの素晴らしさ、皆で教室を共にする学校の楽しさ、人を思いやる優しさ。
そしてユーモアと色んな場面での気持ちの持ち様などなど。
人が生きていくための大切な要素がテンコ盛りの映画だった。
奈良のゆったりした風景や時代背景の変化などもさり気なく楽しめる演出があったり。
登場人物も皆さん良い。
2人の若い頃を演じた重岡くん、上白石姉さん、保さんを育てた寿司屋の大将、夜間学校の先生。
そして2人の娘の家族、近所のおばちゃん、さらには夜間学校の仲間たち。
鶴瓶もヨカッタ。
しかし、何といっても原田知世。
関西弁の明るいキャラも上手く演じてたし、いつまでも美しい。(オレの2コ上とは思えない程に)
デビュー当時からずーっと見てるが、雰囲気ほとんど変わらないじゃん?(驚異)
まさに時をかける少女だよ。
そしてありがたいことに、55歳になってイオンシネマは映画がいつでも1,100円で見られるようになった。
とってもハッピーだ。
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