失敗を反省するよりも
知ってる人は知ってると思うが(当り前だ)
大学を卒業して2年間、車のセールスマンをしていた。
福岡市内のトヨタ系ディ―ラ―。
そこの先輩に言われた言葉。
「売れなかったことの反省をするより、売れた時に、なぜ買ってもらえたかを考える方がずっと伸びると思うよ。」
これが唯一、頭に残ってる仕事のアドバイス。(唯一って)
以来、ずっと心がけてきた。つもり。
塾でいうと、成績がぐんと伸びた子・志望校に合格した子。
この子たちが伸びていく様子・合格するまでの過程・きっかけになった言葉や出来事・時期・・・など、具体的なイメージを出来る限り頭の中に刷り込んでる。
イマイチ伸びなかった子・入試で不合格になった子・イヤな辞め方をした子は、意識しなくても覚えてるんだよねー。
結果として、ほとんど全ての生徒を記憶するということになる。
結構こと細かに覚えてるのよ、これが。
こういう記憶のひとつひとつが、コツコツ積み上げた財産かしら。
これからも意識していく。つもり。
卒塾生たちにはね、特に覚えていてほしいなーとかじゃなく、ちょっと苦しい時なんかにね、塾での経験が頑張れるチカラになっててくれたらいいなと思うだけ。
自然にわいてくるような。無意識でいいから。自然に。
そう願う。