すり込み理科ちゃん「電気分解」
前回「熱分解」をやったから、今回のテーマは「電気分解」よ。
物質に電流を流して分解するのが 電気分解 だ。
電気分解の具体例も2つ。
① 水に電流を流すと、水素と酸素に分解する。
② 塩化銅水溶液に電流を流すと、銅と塩素に分解する。
式で表すとこうなる。
① 水 → 水素 + 酸素
② 塩化銅 → 銅 + 塩素
はい、すり込みすり込みー。
今回も①にしぼるよ。
水の電気分解をすり込みー。
はい、どん。
このイメージをすり込んでね。
水に電流を流すと、陰極(-極)から水素が、陽極(+極)から酸素が発生する。
水の電気分解といえば、この装置ねー。
はい、どどん。
両方の水面の高さに注目。
左が低くなってるのは、それだけ発生した気体の体積が大きいということだ。
水を電気分解した時に発生する水素と酸素の体積比は、2対1。
水素:酸素 = 2:1
だから、水面が低くなってる方が水素ってこと。
最後に。
水を電気分解する時は、必ず水酸化ナトリウムを水に溶かすこと。
電流が流れやすくなるようにね。
だから、問題文で「水酸化ナトリウム水溶液に電流を流します。」ということしか書かれていなくても・・・
『これは 水の電気分解 だ!!!』
って気づかないとダメよ!
はい、すり込みすり込みー。