フランダースの犬
小さいころにテレビで世界名作劇場を見て育ったオレたち世代は「フランダースの犬」と聞いただけで、主人公ネロの悲しい物語を思い出してうるうる涙ぐんじゃう人もいるだろう。
あのラルクアンシエルのボーカル hyde(ハイド)もそうらしい。
名曲「snow drop」はフランダースの犬の感動を反映させた曲だとかなんとか。
ところが、いまの中学生はフランダースの犬を知らない子が多い。
中3の国語のテキストで「フランダースの犬という作品に新しい意味を見出した」みたいな随筆文があるんだ。
最近その問題をやった時に聞いてみた。
ほとんど知らないって。
時代だねー。
ちなみに、その随筆文の筆者が見出した新しい意味というのが素敵なのだ。
「フランダースの犬」という物語は、ただかわいそうというのではなく、なかなかうまくいかない大変な人生をどう受け入れるか、自分の苦しい環境を恨むのではなくその中からどうやって肯定的な意味を見出すかなどについて考えさせてくれるものだ。
というような内容。
ホント、色々と考えさせられる。
最後に。
フランダースの犬を知らない中学生もアルプスの少女ハイジは知っていた。
「なぜ知ってるの?」
「CMです」
あー、なるほど。
時代だねー。
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