そうじのおもいで
中学1年の1学期、クラスの美化委員に選ばれた。(整美委員?だっけか)
それで結構、そうじ頑張った。
入学した城北中学校。
当時、県下一のマンモス中学で1学年13クラスあった。
教室が足りず、たしか1年の5組から13組まではプレハブ教室だったのね。
はい、ワタクシ11組。プレハブです。
今はプレハブ教室っていっても結構立派なつくりになってるみたいだけど(廊下とかもあって)、あの頃は本当に工事現場にあるようなプレハブ。
床はバウンドするような埃っぽい板で、夏は灼熱のサウナ、冬は冷蔵庫かってくらいの冷え方。
砂埃おさえるような感じで、床の雑巾がけなんかは、もう絞らずに水浸しにしてたね。
蛇足だが、2学期は総務(学級委員)になったんだけど、一番の仕事は担任に席替えのお願いをしに行くこと。(暑い時期ね)
席替えして1週間くらいすると、南の窓側の連中が騒ぎ出す。
「暑いよ。席替えしてくれよ~。」
塾講師になり、佐賀大和ICそばの教室の責任者だった頃。
教室そうじは大仕事だった。
その他の教室は、おそうじのおばちゃんを雇ってあったんだけど(なぜなんだ)、大和教室だけは全部自分でやらなきゃいけなかった。
30~50脚の机が並ぶ教室を4フロア。
スタッフと、バイトの講師にもちょこっと手伝ってもらったりして。
机を下げて、床掃いて、並べ直して。
思い出深い仕事のひとつだ。
現在、教室そうじは自分1人でやっている。
体を動かして、ごみに集中して、机やボードをふきあげて、机を並べる。
好きかも。
子どもたちにもね、授業後の自分の机の上、消しカスを集めたり、イスを入れて揃えたり、下駄箱のスリッパを綺麗に入れたりってのは気をつけてほしいなーと思う。
教室を綺麗に保つっていうより、そういう意識を働かすってことを継続してほしい。
学習にもつながるよねー。
最後に、いま自分の仕事いろいろあるけれど
授業、教材研究、保護者面談、チラシ作成、連絡文書作成、給与計算、銀行まわり、その他、教務、事務雑務全般。
この中で、これだけは外せない、これだけはやらないと、っていうのをひとつだけ選べと言われれば・・・
教室そうじ
かなーと、思ってしまうな。
そうじ終わったばかりの教室を眺めながら、そんなことを考えておりました。