弘学館(こうがっかん)
佐賀市内で最も新しい私立校である弘学館。
佐賀の地場大手、松尾建設がつくった学校。
佐賀藩の藩校弘道館にちなんでつけられた名前。
佐賀の地から世界に羽ばたく人材を育てようという意気込みで、最初からレベルの高い英才教育を目指したカリキュラムで開校した。
開校は、確か自分が高校3年になる時だったと思う。
西日本の最難関、灘の校長をアドバイザーに迎えたり、男子の全寮制という佐賀では初のスタイルで開校当初から話題を読んだ。(現在は男女共学)
さらに開校3年で東大に10名、10年で30名の合格者を出して全国的にも知名度を得る。
弘学館はね、入試日が九州の難関私立の中で一番早いのよ。
だから練習としても受験者が多い。
でもって中学・高校同じ日に試験だから、当日の受験生のごった返しぶりは壮観だ。
大手塾はバスツアーの様相で連なってくるからね。
さて、今回もひと言で言っちゃいましょう。
医学部をめざすなら、ココ
それが最近のイメージかな。
医学部の合格者数は佐賀では断トツ。
だから東大の数は減ってるけどね。
早稲田佐賀が出来て人気のようだから、弘学館は医学部に強いっていう特徴をアピールしてさらに伸ばしていけばいいんじゃなかろうか。(勝手に思ってますが)
ここから、ぶっちゃけて言わせてもらう。
入試の難易度は、大して高くない。
中学校で言うと、佐大附属中の方が難しいと思う。
高校では、佐賀西の方が難しい。
これは試験問題の難易度ではない。
合格出来るかどうかのボーダーラインの話。
そう、だから附属中の前に弘学館中を受験して合格したとする。
だから附属中も大丈夫、とはいかない。
高校も同じ。
弘学館に合格したから佐賀西も大丈夫、にはならない。
それでいて、この医学部への合格実績。
だから、何も県外の私学へ行かなくても佐賀には弘学館があるじゃないか、と声を大にして言いたい。
学費も結構かかるけどね、入試の際の成績優秀者には特別奨学生の制度も用意されてるので、門戸は更に広がっている。
今後、地元佐賀からの入学者がもっともっと増えることを願う次第である。