東明館(とうめいかん)
佐賀市内の私立校をすべて紹介したんだけど、その他の市郡にあと数校残ってる。
今日はそのひとつ、東明館を紹介しよう。
佐賀県三養基郡(みやきぐん)基山町(きやまちょう)という所にある。
基山町って、佐賀のホント東の端っこ。
場所も場所なんで、佐賀の他の高校とはちょっと隔絶したようなイメージがあるが、昨日紹介した弘学館がまだ男子校だった頃は、女子が力試しするための受験校として認識されていたと思う。
そう、東明館受験には思い出がある。
山の小さな中学校に通う女子の塾生がいて、佐賀西志望だった。
その学校から佐賀西を受験するのはその子ひとり。
ただでさえ緊張するタイプの子だったので、出来るだけ場数を踏ませたいということで東明館受験をすることに。
しかし、親には内緒での受験。
受験料を出してもらえないだろうし、言っても受ける必要無いと言われるだろうということだったので、お年玉を受験料にし、塾で書類のチェックをしてやり手続きを済ました。
当日も送迎の約束をして塾で待ち合わせ。
雪だった。
結構降った。
山からバスで下りてくる。
大丈夫かな、ちゃんとバス動いてるかな。
時間ギリギリ、チョイ遅れくらいでバス到着。
もうバス停に車とめて待ってたから、すぐ乗せて基山へGO!
スリッパ忘れてきてたんじゃなかったっけ。
貸したような記憶が。
ガチガチに緊張してたな。
学校に着く。
ここもスゴイ人だかりで、熱気あったね。
大手塾の先生がハチマキしめて最後の声かけしてたり。
結局、試験が終わって出てきた時には友達つくってた。
見事、合格。
そして、佐賀西にも合格。
よかった、よかった。
そんな学校。(いやいや、それはただの思い出話)
もうひとつ。
卒塾生で東明館高校に進学した子がいる。
高校で野球を始め、3年生ではキャプテンになった。
最後の夏にようやく部員が9人そろって、甲子園の県予選に出場を果たす。
球場まで応援に行った。
コールド負けしたけど、いい試合だった。
試合後、ちょっと話も出来た。
いい顔してた。
そんな学校。(おいおい、それもただの思い出話)
そんな東明館。
ひと言で言いましょう。
佐賀で唯一、小学校を持つ私立校
これに尽きるでしょう、今は。
確か、8年くらい前に小学部を新設したんだと思う。
この初年度の編入試験、当時小2と小3だった塾生を受験させた。(何にでも絡んでるのよ)
で、東明館小学校に通うことになって塾は辞めたんだけどね。
その子たちが、もう高校生。
これから小中高一貫教育の成果というのが表れてくるんだろう。
期待したいね。