いまを生きる
もう20年以上前になるけど、
『いまを生きる』
って映画を見たなーと、ふと思い出した。
ロビン・ウィリアムズが演じる型破りな教師が、規則の厳しい全寮制のエリート高校に赴任する。
そこで彼は、詩の素晴らしさなどを通して、自分らしく自由に生きることの価値を生徒たちに気付かせる。
というような内容の映画だった。
20年以上前だからね、ハッキリとは覚えてないんだけど、とっても印象的だったシーンがひとつ。
教室で机の上に乗るんだよ。
机の上に立って見る教室は、いつも見る教室とは違って見える。
自分の行動が少し変わるだけで、見える世界が大きく変わってくる、みたいなことを言いたかったのかなと。(記憶が違ってたらゴメンナサイね)
そう、机の上に立ってたんだよね。
今日の午前中。
蛍光灯の交換してて。
それで、ふと思い出した。
とっても感動した映画だった。(と思う)
うん。
映画のことを思い出した瞬間、しばらく教室を眺めてみた。
高い所から眺める教室、違って見えるよ。(当り前と言えば当たり前だが)
3日前に書いたブログ 『一歩動け。半歩でもいい。』 にも通じることだけど、自分が行動することが出来るかどうかなのよね。
ひとつ上の段に上ってみれば、違う景色が見える。
これ、分かってても上ってみることが出来ない。
この一歩がとっても難しい。
すでに動いてる人、上ってる人にとっては、それ程大したことではないのかもしれない。
もちろん、大変な努力の末に動けた人もいるだろう。
だから、そういう人たちにとって動けないでいる人を見ると、怠けているだけのように映るかもしれない。
「やってみればいいじゃん」
「やる気がないだけじゃん」
ごもっともである。
だから、そういう子たちの一歩がどうやったら動くのか。
こうすればああなるとひと言で語れるものではないわね。
だからこそ、色んなことを色んな場面でやってみる。
話してみる。
そして、考えてみる。
その繰り返し。
そうやって、続けていく。