16年前の歓喜
朝、新聞を開くと 『あの年のきょう』 の記事が目に飛び込んでくる。
ジョホールバルの歓喜
おおお、16年前の11月16日。
見てたね。
テレビ、生中継で。
その4年前、ドーハもテレビ見てた。
あの悲劇があっての4年間。
その間いろんなことがあって、再び最終予選。
途中監督が更迭されたり、でも新しいスターも出てきて。
たくさん苦しんで、それでもがんばって。
あの試合も、先制して追いつかれ、逆転され。
その後、追いついて。
それからずっと決まらずに。
延長に入ってもなかなか決まらずに。
最後の最後、岡野ーーーーー!!!
あの時採用されてたゴールデンゴール方式ってのがまた劇的で良かったね。
ふむ。
そう、やっぱりあきらめないことね。
続けること。
最後に結果が出るってことを、これ以上ない劇的な形で魅せてくれた試合。
受験生。
毎月テストやってるけど、なかなか結果出ないことがある。
これからが一番あせったり、きつかったり、弱気になることが多いかもしれない。
ちゃんと続けていれば、結果は必ず出るってことを信じて欲しい。
ちゃんとがんばり続けていれば。
16年前。
あの試合前の塾の授業で、中3の生徒たちの前で宣言した。
「今晩、わたしはサッカーを見ます。」
そして、ドーハの悲劇からの4年間をくどくど説明したあと最後に言った。
「苦しんで、がんばり続けた結果は必ず出ます。日本は勝ちます。」
・・・わー、勝って良かったよー。
思い出してたら冷や汗出てきた。
しかし、歓喜はそれだけでは終わらない。
その時の中学3年生、28名。
見事、全員が県立高校に合格してくれたのであった。
さ、今年もがんばろー。