人のモノを盗んでる
『あなたは人から何かを盗んだことはありますか?』
「ありません」
『約束の時間に遅れて人を待たせたことはありませんか?』
「・・・あります」
『それは、その人の大切な時間を盗んでいることにはなりませんか?』
「・・・」
時間に遅れて人を待たせる。
それは、その人の時間を盗む行為。
昔、中学校の同級生から聞いた話だ。
大学時代に部活の合宿かなにかで、禅の体験をしたらしい。
そこで、エラいお坊様から教えて頂いたそうな。
その話を聞いた時は、なるほどなーと感心した。
内容そのものはもちろんだが、この話をする同級生の話ぶりが何とも説得力があったのだ。
スポーツマンも精神的な鍛練を積んだら、さらに技術も向上するのかなーなんて思って聞いていた。
その後、結婚式の2次会に行くためにその同級生が家で着替えたいってことで、そこまで一緒についていった。
・・・めっちゃ待たせるやんけ、オイ!
こっちは着替えもしてないのに、いつまで自分の着替えで待たせんだ!
いやー、頭で理解しても行動を伴わせるのは別の難しさがあるのね。
そんなオチがついて、とっても記憶に残ってるお話。
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