サガテレビ森アナの大学受験奮闘記 Part2
高校生の森くん、大学選びの基準は全てここから始まる。
「東京の大学へ行って、アナウンス学校に通う。」
でも私立はダメ。
そこから、東京学芸大という志望校が浮上してくる。
その頃、森くんのお姉さんが学芸大に通われてたというのと、ちょうど教養系に新設の学科が出来るということで「ココだ!」ってことになったそうな。
行きたい志望校がハッキリ決まり、高3になった森くんはまたまた受験勉強頑張った。
成績も伸びてきたそうだ。
最終的に、見事第1志望の東京学芸大に現役合格を果たす。
センター試験の時の話だが、社会を2科目受験する予定は無かったそうだが、友だちが受けるって聞いて「じゃ、一応自分も受けて帰ろう」ってことで残って2科目目を受けたらしい。
そしたら、それがイイ点取れて、しかも学芸大受ける時にその2科目目の社会は絶対必要な科目だったんだと。
・・・セーフ。(いやいや、ちゃんと調べとけよ)
まあ、センター試験でのドタバタはあったが無事に合格した森くん。
このエピソードは、「大学受験も高3から頑張れば何とかなる」という話ではない。
森くんの話を聞いてて強く感じたのは、「自分でやり抜いて結果を出した」という過去の成功体験がどれだけ自分を後押ししてくれるかってこと。
彼の場合は、高校受験のために自分で決めたことを自分で実践して成績を上げたという実績がある。
それが、高3で今度は大学受験の勉強を始めた時にも下地になったであろうし、自分を支えてくれたはずだ。
もうひとつ。
それは、やっぱりアナウンサーになるという将来の目標が明確にあったということ。
これが、自分で行動する時の最大のモチベーションになることは言うまでもない。
森くんは言ってた。
「自分はものスゴく引っ込み思案で、話すのも苦手、足も遅くて全く自分に自信が持てない子どもだった。」
「そんな自分でも目標を持って頑張ったら、やりたい職業に就けた。」
気が弱い、運動が苦手だ、勉強が好きじゃない、そんな小学生や中学生に伝えたいそうだ。
「自分で行動を起こせば、きっと変わる。」
そう語る森くんの横顔はなかなか男前だった。
さて、アナウンサーになるにはこの後も大変。
「就職試験奮闘記」は、来週あたりに書く予定~。
『ホクト進学塾のみんなへ、森くんからのエール』