SAGAテストと佐賀県一斉模試の違い Part2
前回に続いて、SAGAテストと佐賀県一斉模試の違いをさらに言っちゃおう。
テストを受ける場所が違うんだよ。
テストを受ける「環境」といった方が適当かしら。
SAGAテストは、自分たちが通う中学校の教室で受ける。
佐賀県一斉模試は、塾で受ける。
もしくは、佐賀大学などの公開会場で受ける。(うちはコレ)
「環境」というのは、テストを受ける時の教室の雰囲気のことだね。
程よい緊張感があってみんなが頑張るぞっていう雰囲気の教室でテストを受けるのと、やる気の無いふざけた様な雰囲気のザワザワした教室でテストを受けるのでは、テストの出来具合もずいぶん変わってくる。
そこを踏まえてもう少し詳しく環境の違いを比較してみよう。
SAGAテストは学校で受けるんだけど、当然各中学校やクラスの雰囲気は、中学校によって全然違うしクラスによっても当然違うわね。
そして、その学校クラスごとの雰囲気は、8月と10月のSAGAテストの期間では多分ほとんど変わらないだろう。
佐賀県一斉模試は、各塾の教室と公開会場の2パターンを選択出来る。(塾ごとに選択ね)
自分の塾でテストした方が、ビシッと緊張感持ってやる空気は作りやすいと思ってる塾長は多いんじゃないだろうか。
もちろん塾によって「ビシッと」の度合いは全然違うだろうけどね。
公開会場の場合は複数の塾から集まるので、緊張感があったり無かったりで混沌とした状態になるよ。
うちの場合はホクトの教室でテストをやった方が、間違いなくビシッとした空気は作れると思う。
でも、敢えて公開会場での受験を選択している。
自分の目の前だけでビシッとやらせてもね、本番に一緒については行けないからね。
公開会場には、そこでしか味わえない緊張感がある。
初めてテストを受けに行く場所。
最初の受付から試験監督、全て初めて会う知らない人。
いつもと勝手が違う環境で受けるというその1点だけでも、とても貴重な経験になるんだ。
佐賀県一斉模試は、塾の裁量ひとつでどういう環境で受験させるかを選択出来るということだ。
入試本番は同じ中学で受検番号が並ぶから、案外教室には知った顔ばかりという環境になる場合が多かったりもする。
そういう中でも普通に力が発揮出来るようにすることを考えると、結局色んな「環境」を経験しておく方がいいだろう。
という訳で、2回に渡って書いたSAGAテストと佐賀県一斉模試の違い。
主に「実施の際の環境の違い」と「テスト後に配られるデータの違い」の2つについて述べた。
試験問題そのものよりも、その2点の違いの方がより重要だったりするんだなー。
さて、来週は各中学校でSAGAテストの第2回目が実施される。
そして、佐賀県一斉模試の第2回目の申し込み締め切り日も来週だ。
中3のみんな、それぞれのテストで受験にむけての大切な経験を積み重ねていこう。