すり込み理科ちゃん「凸レンズ」
はい、今回の『すり込み理科ちゃん』
テーマは「凸レンズ」よー。
すり込みたい言葉はこれだけ。
焦点
焦点距離
実像
虚像
はい、すり込みすり込みー。
まず、実像の作図を確認しよう。
この図の描き方をすり込んでね。
①は、平行に進んで焦点を通るように曲がる線。
②は、レンズの中心を通って真っすぐに引く線。
交わった位置にスクリーンがきて、そこに逆向きの実像が映るのね。
はい、次が大事。
上の図、左のローソクはレンズから焦点距離の2倍の位置に置いている。
「レンズから焦点距離の2倍の位置」
この時、反対側も同じく焦点距離の2倍の位置に実物と同じ大きさの実像が出来る。
「実物と同じ大きさの実像」
これ、とっても大事よー。
「レンズから焦点距離の2倍の位置」
↓
「実物と同じ大きさの実像」
これを基準にしてね、次のことをさらにすり込んでいくよ。
焦点距離の2倍の位置にあったローソクを、凸レンズに近づけた場合。
スクリーンはレンズから遠ざかって、実物より大きな実像が出来る。
ローソクを凸レンズから遠ざけた場合。
スクリーンはレンズに近づいて、実物より小さな実像が出来る。
作図の線をよく見てね。
①の線は、ローソクの位置が変わってもレンズから焦点を通る道筋は変化しないね。
②の線は、ローソクの位置が変わると傾きが変わるでしょ。
だから交わる位置が変化して、実像の映る場所と大きさが変わるってわけ。
物体を近づけた時と遠ざけた時で、スクリーンの位置はどうなるか。
これをしっかりすり込んでおこー。
左手が物体、右手がスクリーン。
近づけたらー、遠くなるー。
遠ざけたらー、近くなるー。
こんな感じね。
はい、すり込みすり込みー。
そして物体を焦点よりもさらにレンズに近づけたら、実像は映らなくなって虚像が見えるのね。
最後に、これをすり込み。
ルーペで拡大して見えるモノ。
鏡に映る姿。
これらは、虚像ね。
はい、すり込みすり込みー。