鼓の胴の松飾り
佐賀城本丸に行ってきたよ。
鯱の門から入城~!
門の向こうには大砲だ。
はい、くぐりましょー。
晴れてたけど少し風が強くて寒かったね。
どどーん。
そして、右を向けば・・・。
本丸御殿の入り口。
今回のお目当てはこれだ。
『鼓の胴の松飾り(つづみのどうのまつかざり)』
これは佐賀藩時代から作られている伝統の松飾りらしい。
ちょっと歴史の話をするよ。
初代佐賀藩主の鍋島勝茂は、島原の乱での軍令違反により幕府から閉門を命じられていた。
謹慎処分ってやつだね。
そのため江戸の鍋島屋敷では新年をひっそり迎えようとしていたが、12月に突然処分が解かれたそうな。
不意の事で正月の準備などしていなかったため、慌てて納屋の米俵で松飾りを作ったんだ。
それが鼓の形に似ていたことから「鼓の胴の松飾り」として、その後も作られるようになった。
閉門が許された時に作った物だから縁起良しってことで伝統になっていったのかな。
立派な松飾りだったぞー。
うん、見応えがあった。
帰りに門の外でマンホールの蓋に目がとまった。
おー、ご当地モノだ。
さあ、年内最後の授業。
中3がんばろ。
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