明治14年の政変
明治14年(1881年)は、今から139年前だ。
その少し前を振り返る。
明治10年に木戸孝允が病死。
同じく明治10年の西南戦争で西郷隆盛が死去。
翌年、明治11年には大久保利通が暗殺される。
維新の元勲である3名が相次いで亡くなった後、明治政府は長州藩出身の伊藤博文と佐賀藩出身の大隈重信が中心となって動かしていた。
しかしこの2人、国会の開設時期に関して対立することになる。
国会はすぐに開設すべきという急進的な大隈に対して、伊藤は時期を見て徐々にという意見だった。
その後さまざまな事件や政治的状況が重なり、明治14年10月11日(139年前の今日)に大隈を政府から追放することが決定される。
これにより、大隈重信とその一派であった慶應義塾の門下生たちが政府から追放された。
これを明治14年の政変と呼ぶのだ。
政府を追われた後、大隈は立憲改進党や東京専門学校(後の早稲田大学)を作って己の活躍の場を開拓していくのであった。
この時代の政治ドラマってめっちゃ面白い。
いつも思うけど、大隈重信が主役の大河ドラマやってほしいのよね。
いつか実現しないかしら。
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