佐賀清和中の学校説明会ご報告
昨日は佐賀清和中の学校説明会だった。
清和さんは何といっても、今年から新校舎で新しい歴史をスタートさせたばかり。
綺麗な校舎や広くて水はけのいいグランド(スゴいらしい)など、整った環境の中で期待も大きい。
今年の入学者数もグンと増えて、1年生は3クラス編成となったそうだ。
佐賀清和中の売りは、「高校までの6年間で伸ばす」ということ。
昨日も、ベネッセの学力推移調査の偏差値の伸びで説明されていた。
入学時の平均偏差値はあまり高くないのだが、3年間で着実に伸びている。
この伸びの数字に関しては、市内の他私立中や県内の県立中高一貫校と比較しても負けていない。
しかも、これは今回たまたま頑張ったということではなく、入学後の偏差値の伸びは毎年学校説明会で言われてることなのだ。
学力的なことはもちろんだが、清和さんと言えばやっぱり「礼儀作法の教育」と「掃除の徹底」だね。
昨日の説明会でも改めて実感した。
掃除の徹底については、やってる姿を目で見てハッキリ分かる。
最初に見せてもらった学校紹介DVDでも映ってたけど、女子はスカートを体操服に着替えて掃除するんだ。
これ、昔からね。
自分たちが勉強する教室、学校生活を送る校舎に対する愛着というか、感謝の念というか、そういうものは先生たちの行動にも現れるもんだ。
実は、今回の説明会で最も印象に残ったのは、旧校舎最後の日に先生たちがみんなで職員室を掃除して、そこで記念撮影をされたというお話だ。
そういうの、何か好きだなー。
長年使わせてもらった場所に感謝の気持ちを込めて最後にみんなで掃除する。
そして、その伝統と精神はそのまま新しい場所に持っていく。
みたいな。
ちまたで盛んに言われる「心の教育」っていうものを最も具体的に体現している学校。
それが清和さんのイメージだ。(個人的に持ってるイメージかもしれないが)
先生たちも親しみやすい。
副校長のJ先生とも長いお付き合いだけど、説明会でお話される雰囲気も気さくで見栄を張る様子もなく好きだね。
清和という学校が培ってきた理念と精神、その特色を丁寧に説明して、そこに共感を持ったご家庭の子を育て伸ばしていく、というこれまで一貫してやってこられた教育をこれからもずっと続けていく。
そんな気持ちを強く感じる説明会でござった。
今回も質問させてもらい、さらに終了後、個別にもっと詳しいお話をして頂き感謝感謝。
今月末は、いよいよ新校舎での高等部説明会でござる。
楽しみね。