空っぽの空間で感じたこと
今朝、前の教室に行ってきた。
ちょっとだけ床の汚れを磨いとこーと思ってね。
すでに教室には何も無く、ここが教室だったということも分からないようなただの長方形の空間。
そんな何も無い空間でゴシゴシ床磨きをしてたんだけど。
1回全部空っぽにしてリセットしてみると、スッキリするというか何となく腹が据わる感じがするね。
最初はこうだったんだなーとか思いながら、ゴシゴシ。
あれもこれも元々無かったもんを後から取り付けたんだよねー、ゴシゴシ。
何かで行き詰ったとしても1回ゼロに戻してみりゃーいい、ゴシゴシ。
リセットしたとしても、ゼロに戻したとしても、それまでやってきたことが消えて無くなる訳じゃない、ゴシゴシ。
意識の中にはしっかり残ってるものがある。
やってきたことだからね。
その上でリセットしてみたら、今まで見えなかったことがパーッと見えたり、考えなられなかったことに意識が及んだりゴシゴシ。
経験として積み上げてきたもの。
リセットするってのは、そういうのが自分で振り返ってクリアに見えるようになるってことかしらね、ゴシゴシ。
天井の蛍光管の並び方。
取り外した壁とホワイボードの跡の位置。
全部自分で考えて設置したものの跡だからね。
その時の状況、考えたこと、決断する要素、それまでの過程、全部浮かんでくる。
そういうの、これから新教室を育てていく時に全部活かされていくんだ、ゴシゴシ。
空っぽの空間で感じたこと。
ゴシゴシ。