夢気球発足20周年記念講演会(1月19日)
1月19日の日曜日のこと。
『夢気球』という会の発足20周年記念講演会に行ってきた。
「夢気球」というのは、鳥栖市を拠点としてLDやADHDなどの障がいのある子どもを持った親とそれらについて関心を持った人たち(専門家など)の集まりで、保護者同士の情報交換や学習会、子どもの会など毎月いろんな活動を続けてこられているグループだ。
自分は全然関わっていないのだが、今回20周年記念講演会で、日本LD学会の上野先生が来られるということで参加させて頂いた。
上野先生の講演の中でのお話。
勉強が苦手だったり、人とのコミュニケーションが上手く取れない子どもたちが成長して社会で活かせる能力を発揮するようになるために大切なこと。
自尊心を失わないこと。
そして、その子の理解者。
1人でもいいから、そういう子を理解しサポートする人間がいれば、ということ。
最後に言われたのが、これからは適応するためのトレーニングだけではなく、教科学習をどれだけ出来るかが重要ということ。
大学入試センター試験においても発達障がい者に対しての受験サポート措置が制度化されてきたので、学習することの必要性が高まっている。
学習指導。
そのための専門家が、特別支援教育士(S.E.N.S)なんだけどね。
まだまだ十分なことが出来ているとは思えない。
これは、全ての小中学校含めて。
もっと意見交換の場が必要だなと思う。
取り留めも無く書いたが、今後の考え方など含めていろいろ勉強になる講演会だった。