アセスメント①
「アセスメント」というのは査定とか評価って意味なんだけど、特別支援教育においても重要なキーワードになってる。
支援教育におけるアセスメント。
それは、子どもの状態や特性を理解すること。そして、それをもとに必要な支援を考え実践後の支援の成果を調べることまでを含んでいる。
単に、この子は何が得意で何が苦手で、とかを確認するだけじゃなくて、そのことをどのような教育的支援に結び付けていくのかを前提に観察、調査をしていかなければ意味がない。
アセスメントの方法は様々。
①子どもの行動観察。
②ノートやプリントの書き込みなどの観察。
③保護者面談などによる聞き取り。
④知能検査の実施。
などなど。(もっともっと色々あるよ)
で、特別支援教育士(SENS)の資格を取る過程で、④の知能検査に関する勉強が非常に大きなウエイトを占めているのよ。
講習で単位を取り、宿泊実習の中では検査結果の分析、そこから指導案の作成というのがメインの課題となる。まさにどっぷり検査の勉強に浸かるのだ。
で、この検査。WISCというのが一番今使われてるのかな。
講習でも実習でもこれをメインにやる。
で、最近の動きで、国家資格を持つものでないとこの検査実施出来ないようになるらしい。
ということは、我々特別支援教育士も検査することが出来ない。となる。
で、特別支援教育士やら臨床心理士なんかの認定資格の上に「心理士」という新たな国家資格をつくり、その資格者が検査を実施出来る者と定められるとかなんとか。
最初に言ったように、アセスメントは子どもの学習支援を考える場合にまず行われなければならない必要なもの。
知能検査がその全てではないが、大きな客観的資料になるものなので、特別支援教育士にとっても必要なアイテムということなのだが。
で、このことに関しての意見は、明日に続く~。