解の吟味で学ぶこと
中3の数学の話。
2次方程式の文章題って好きなんだよ。
学ぶことが多いなあと思っちゃう。
2次方程式って、ほとんど解は2個になるじゃん。
文章問題ではこの2個の解がどちらも問題に適した答えになるとは限らないのよね。
だから計算して解を出した後に確かめ、吟味(ぎんみ)をしなきゃならない。
これがイイ。
「ある正の整数は~」みたいな問題だったら分かりやすい。
答えは0より大きい数という範囲が言葉でハッキリ示されてるからね。
ところが「大小2数の和が9である自然数~」とか言われちゃうと一気に難易度が上がる。
小さい数をエックスにした場合、その範囲は0より大きく5より小さくなる。
この時の「5より小さい」という数字は問題から自分で判断する必要があるんだ。
他にも、図形に関する問題で答えの範囲を判断する場合とか。
与えられた条件から常に自分で範囲を見つけることが要求されるのだ。
こういうのしつこく練習してたら色んな力が身につくじゃんね。
将来に役立つ力って、こういう教科学習をキチンとやっていくことから養っていくもんじゃないか。
小中学生の勉強はここに集中すべきじゃん。
ってことでしつこくやってる。
受験に向けての進度がどうのとか、カリキュラムがどうのとか、学習システムがどうのなんてことよりも大事なこと。
これが学力の基礎を固め、それが人としての心の土台を作るって信じてる。
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