SAGAテストの評価
数年前から耳にするようになり、最近ではすべての中学校で実施されているようだ。
SAGAテスト
特徴は、佐賀の県立高校入試に似たような傾向の問題で作られていること。
そして、SAGAテスト受験者での志望校内順位が出ること。
なんとなくの実感として、これが生徒、保護者、そして何より学校の先生方に有り難がられているようだ。
なんとなくの実感だがね。
例えば、佐賀西高。
定員280人に対してSAGAテスト内での希望者477人。
この中で何位。
というデータが見られる。
かつて我々が中学校だった頃、学校で実施されるテストの中に「公開テスト」というものがあった。
受験校区内での順位というのが出て、それを志望校決定の参考にしていたものだ。
SAGAテストというのは、それの復活版のような感じなのかなと思う。
ただね、志望校内順位というもので一喜一憂するのは時間の無駄よ。
例えば、佐賀北高。
普通科240人の定員に対して、SAGAテストでの志望校内順位が100位だったとしよう。
やったー、余裕で合格!
とは言えないでしょ。
下に140人の余裕があっても、佐賀西を志望してる477人はどうするのか。
定員が280人なんだから、189人は入れない。
その子たちはどうするのか。
単純に数字の上での話だけどね。
ただ、数字もちゃんとその背景を理解して読みとらないと無駄に振り回されたり、取り返しのつかない判断ミスにつながるからね。
だから、もしその順位だけを見て評価されることがあったとしたら、その言葉は鵜呑みにしない方がいい。
結局、合格に値する学力の水準っていうのが各高校に厳然としてあるからね。
そこまで自分が力をつけられるかどうか。
それだけのことなんだ。
冬期講習が近づいてきたね。
がんばろー。