カルチャーショック
70年代に「渚でクロス」でデビューした荒木由美子の出身地、神埼郡神埼町(現神埼市)から佐賀市へ引っ越して小6の新学期を迎える。(荒木由美子、デビュー曲まで知ってる人はかなりのアイドル通)
新学期が始まり、数日通い出してまわりを眺めていると 「おや?」 と思うことが。
最初は何となく自分もそうしていたが、本格的に教科書やら道具が増えて、「ここではそうなのか・・・」 と真剣に考え出した。
いつからそうなのか、何年生からこうなるのか、キチンと確認した記憶はないが、そこでは確かにそうだった。
6年生は、ランドセルを使わない。
各自好き勝手に自分の手さげバッグみたいなのを使ってた・・・よね。
へええ、そうですか、そうなんですか。
さすが都会ね。(いやいや、都会ではない)
かくして、私のランドセルは5年間でその役目を終えたのであった。
ありがとう。お疲れさま。
でねー、神埼小は制服だったのよ。
鍋島小は私服。
男子は体操服のまんま登下校ってのが結構あったよね。
それからねー、神埼小は給食がおかずだけでご飯は家から持っていってたよね。
最初は弁当で、3年か、4年の頃給食が始まったんだと思う。
鍋島小は一緒にパンが出てたね。
金属の食器がちょっとイヤだった。
あとねー、通学路に歩道橋があるんだよ。2つ。
なんだか、オシャレーって思ったね。(何がオシャレなのかよく分かりませんが)
ついでにねー、体育館だったね。
カマボコみたいな形の。
当時の典型的な。
神埼小は講堂だったからね。
戦時中からの。
最後にねー、言葉ね。
同じ佐賀弁でも違うもんだね。
初めて聞いて、意味がぜんぜん分からなかったのがひとつ。
「ちゃーがつか。」
そんなこんなのカルチャーショック。