人生の醍醐味
いま開催中のテニス全豪オープン。
男子シングルス準決勝のジョコビッチ VS フェデラーは、やっぱり格別な見応え。
スコアは、6-1、6-2、3-6、6-3でジョコビッチの勝利。
ゲーム数だけ見ればジョコビッチの圧勝って感じだが(実際圧勝だったけど)、随所に「フェデラーやっぱスゲー」ってうならせる見せ場があったよ。
ポイントは取れなくても、フェデラーは色んなことを試みて流れを変えようともがいてた。
下がらず前で打つ。
思い切ってネットに出る。
ここぞの判断でまわり込んでフォアで打つ。
ドロップショットなんかも。
紙一重で決まらないこともある。
相手も凄まじいプレッシャーをかけてくるから押し込まれもする。
でも攻めることをあきらめない。
第3セットの第6ゲームは最高の見せ場だった。
このゲームをもぎ取り、セットを奪ってフェデラーが意地を示してくれた。
全部は見てないけど、ホント堪能させてもらった。
最近、ジョコビッチ VS フェデラーの試合を見てると、なんだか人生の何たるかを示されているような気さえしてくる。
スコアによる勝敗だけが人生ではない。
その過程において、色んなことにトライする。
結果にこだわるが、その結果を恐れずに果敢に攻める。
そういう人生の醍醐味を感じさせてくれるのねー。