テニスをしながらやっぱり授業のことを考える
月曜日は曇りで日差しも無く、風も無い絶好のテニス日和だった。
そんなに寒くも無く。
いつものように前半の球出し。
決まった順番でコーチが打ったボールを決まったパターンで返していく練習。
まずはその場でフォア4球~とかね。
次はフォアとバック交互に8球~とかね。
さらにワイドのアプローチからボレー、最後スマッシュ~とかね。
で、この球出し。
コーチは実戦で活用することを前提にパターンを決めておられる。
当然と言えば当然の話だが、ゲームでこういう場面になった時にこの練習が活かせるというもの。
さらに言うと、よくあるケース、本当に基本的な、頻繁に起こり得る状況を想定してあるんだろう。
だから、後半ゲーム形式の練習になった時に
「さっきやりましたよー。」
とか
「そういうボールが来た時にさっきの練習でやったあれですよー。」
とか、よく言われる。
その時に、いつも思う。
授業と同じなのよねー。
数学なんか特にねー。
この問題を解くためにこういう計算が必要になるから、ここでこの練習をさせる。
この問題の解き方に気づくために、ここでこういう説明をする。
実戦を前提として練習の組み立てを考えるのは同じこと。
ここで、さらに思う。
コーチはそういうつもりでされてるんだろうけど、こっちはそんなに上手く出来るもんじゃない。
ゲームの時に「さっきやったあれですよー」と言われても、自分ではなかなか気づけない。
言われてから「あー、そういうこと」くらい。
だから、思う。
こっちはちゃんと必要なことを上手く組み立てて、順番もよく考えて練習メニューやってます。
それがそのまま生徒の上達に比例するかっていうと、1人1人の練習過程をよくよく見てないと全然噛んでないよってことが多い。
そこはとても大切な問題でね。
説明の上手さとかではないんだよ。(もちろん上手いに越したことはないが)
問題の選定ってことでもないんだよ。(もちろん良い問題に越したことはないが)
またまたそんなことをね、考えながらのテニスになってしまうのよね。
考えてしまうことと、自分が下手っぴなのとは関係ないということはちゃんと自覚している。
まー、楽しんでやってるからいいんだけどね。
うーむ、この絵のバックハンドは綺麗だ。
いつもこんな感じで打ちたいわー。