受験生と重ねて眺める冬の桜
桜を一年中眺めている。
昔から合格電報は「サクラサク」というように、桜の開花と受験の合格発表を重ね合わせてイメージされることは多い。
春に綺麗なピンク色で覆われる桜の木も、花が散った後はあまり意識されることってないんじゃないかな。
でもね、一年中桜の木を眺めてると本当に面白い。
緑の葉が生い茂る夏から、それが赤くなって散り始める秋。
そして今。
葉が全部無くなった冬の桜を眺めると受験がいよいよだと身が引き締まる。
何でもそうなんだけど、物事いきなりあらわれる訳でゃない。
そうなるまでの準備っていうのがちゃんとあって。
桜も春にいきなり咲くのではなく、それまでに開花の準備をしっかりやってるんだ。
夏にはもう準備は始まっている。
葉が落ちた今、蕾はしっかりその形をつくってる。
これから寒い寒い冬を乗り越えて春を待つ。
春に満開の綺麗な花を見られるのは、この寒い冬の期間があるからだ。
受験生。
まさにこれから。
桜と一緒に冬を乗り切ろう。
これは、今朝の桜。
塾のそばで、いつも見守ってくれている。(と勝手に思ってる)