県立高校入試問題分析2025国語
入試が終わった。
さっそく問題を解いた。
ということで、今年も
『どこよりも早く(それは分からん)だれよりも的確に(それも分からん)』
問題を分析していこう。
今日は1教科目の国語。
大問構成は例年通り。
大問1が作文を書かせる問題。
運動会の競技を工夫する話し合いをし、その中でどの案が良いかという自分の意見を作文にする。
3つの案があるのだが、そのどれを選んでも正解になる。
ただし、事前のテーマに沿って考えれば選んだ理由は書くことが決まってくる。
その案を選んだ理由が課題に合っていなければバツになる。
難しくはないが、普段から自分本位ではなく問題文をちゃんと読む習慣、相手の説明を聞く姿勢を身につけておく必要があるなと感じさせられる問題だ。
大問2と大問3で論説と小説。
そして最後に古文という形もいつも通り。
各大問の最後に、先生と生徒が文章を読んだ感想を話し合う対話を通しての出題という形の設問がある。
これは去年からこういう形式の問題が出始めたね。
会話の流れに沿う解答が求められるという形は、それだけ解答になるヒントが多いということ。
これも作文と同じで普段から問題を読む練習をちゃんとしていれば難なく対応出来るはずだ。
普段からの学習といえば、大問3の最初に文法問題がひとつだけあった。
形容動詞を選ぶ問題だけど、ハッキリ言って小学生の頃から品詞の学習はしておくべきだ。
受験生になってからバタバタと詰め込もうと思っても、幅広い言葉の知識を全部カバー出来るものではない。
だからホクトの小学生教室では、高学年の国語で必ず品詞を含めた文法を学習するようにしている。
最後に今年の国語を解いた感想。
いやー、面白い。
作文で出された競技改革案も全て面白い。
読みながら吹き出しそうになったよ。
大問2の論説も良いテーマで「イイこと言うね」とうなずきながら読んだ。
大問3の小説は感動して泣きそうになった。
読み物としてもじゅうぶんに楽しめる内容の入試問題だったよ。
中1、中2のみんながそう思って問題を読んでみたら、国語の学習も嫌ではなくなるかもしれない。

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