包丁研ぎの名人が佐賀にいる
みやき町の包丁研ぎ職人、坂下勝美さんは日本中の板前さんから依頼が殺到する包丁研ぎの職人。
ミシュランで三ツ星を取る料理人から「こんな包丁は他に無い」と言わしめる程。
なんと、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されていた。
仕事ぶりがスゴいのね。
研ぎの技術、細部へのこだわり。
職人さんの身長やまな板との距離感、その人のクセまで意識して研ぎ方を決める。
その徹底した仕事の原点は母に言われた言葉だそうな。
「人の心はニラの葉に包まれる」
ニラの葉って、細くて何かを包めるようなものではないんだって。
そんなニラの葉でも包める程、人の心は繊細なものだという意味らしい。
だから人の心を思いやる事を怠ってはいけない。
坂下さんは、包丁の歯の向こうにそれを使う料理人の心を見つめて仕事されてるんだね。
もう指は変形して体も悪いところだらけという状態でも、その心は譲れない。
しびれたね。
そんな坂下さんとオレ、意外な共通点があった。
ひとつはダジャレ好き。
番組の冒頭で何か言われてたダジャレはそんなに上手くなかったがそれも共通点か。(スミマセン)
もうひとつは、最初の仕事が車のセールスマンだったってこと。
なんと、コレはめっちゃ意外。
何か、自分の心にグワーッと押し寄せるモノを感じた。
同じように車のセールスマンやってたオマエは何を見て仕事をしてる?
目の前で実感出来ること。
それをちゃんと捉えられてるか?
そして、その先にある人の心をどれだけ思いやれてるか?
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