市川海老蔵に、ござりまする
歌舞伎界の大スター、市川海老蔵。
この海老蔵一家の密着番組はこれまでも結構見てきた。
父として2人の子どもに注ぐ愛情の深さだけでなく、歌舞伎界の大看板として息子ちゃんを指導する師匠海老蔵もスゴいなーと思いながらいつも見ている。
先日、市川海老蔵が来年に十三代目市川團十郎を襲名するという発表があった。
息子の勸玄(かんげん)くんが同時に八代目市川新之助を襲名するという。
これに合わせて「市川海老蔵に、ござりまする」が放送されたんだけど、見て感動しちゃった。
海老蔵の言葉ひとつひとつが重くて深い。
でもその語り口がスパッとストレートで軽やか。
歴史と伝統の重みを自分の中で昇華させて自分の言葉で語ってて、それがめっちゃ説得力ある。
そんな海老蔵が團十郎襲名を発表した直後に語ってた言葉にじーんときた。
(この襲名を)一番伝えたい人は父と麻央です。
一番伝えたい人たちがいないのはとても悲しいことかもしれないけど、一番自分の強みにしていこうかなと思います。
「天まで届け」じゃないけど、そういった気持ちに切り替えていくようにしてます。
自分の背負う一番の悲しみを自分の一番の強みにしたい。
しびれたね。
ますます海老蔵が好きになった。
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