小さな喜びの瞬間
小学生が算数の問題を解いている。
図形の問題をひとつ解いて持って来る。
答えが違うのでバツをつける。
席に戻って解き直す。
持って来る。
また違ってるのでバツをつける。
席に戻って解き直す。
こんなやり取りがしばらく続く。
小学生はめげずに黙って考える。
解き直しを続けた末、ついにマルがついた。
「お、よくがんばった」
小さく声をかける。
小学生は、ちょっとだけ笑顔になり軽くうなずいた。
授業の中での小さな喜びの瞬間。
この小さい喜びがとってもイイ。
決して大袈裟にせず、小さく軽く。
きっとこういうことの積み重ねが、心の根っこに大きな粘り強さを育んでくれるんだ。
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