佐賀県の県立高校 学区の再編
昨日の佐賀新聞に載っていたが、県立高校の通学区域を現在の3学区から2学区に再編することになるらしい。
2年後くらいから、かな?
ここ佐賀市に絡む学区について言えば、現在の東部「鳥栖、三養基、神埼」と中部「佐賀市内、小城、多久」が統合されるとのこと。
商業や工業などは以前から全県一区だったので、変更になるのは普通科に関してということになる。
これまでは、普通科の高校は定員の20%以内の人数しか学区外の生徒は受け入れられないという規定があったのね。
それでも昔に比べたら枠は広がってるんだけどね。
確か、もっと以前は5%くらいじゃなかったっけ。
つまり、学区外受験はとっても狭き門ってこと。
例えば、鳥栖市内の中学校から佐賀西を受験しようと思ったら、佐賀市内の子より随分いい点取らないと合格出来なかったんだ。
だから、そもそもそんなに学区外を志願する子は多くなかったんだけど。
この学区の枠が無くなる。
要するに、同じ学区になるんだからね。
すると、どうなるか。
東部と中部が統合された「新東部」学区において、注目点はただひとつ。
鳥栖、三養基から佐賀市内への流れがどれくらいになるかってこと。
この地区から佐賀西、佐賀北への志願者が増えてくるのではないだろうか。
そうすると、佐賀市内の高校はますます競争倍率が厳しくなる。
反対に周辺地域の高校が一層志願者が目減りして、極端なとこでは定員割れという事態も。
でもって、統廃合も含む県立高校の再編への流れが一気に加速する。
という具合に、なるのかな。
まあ、中学生は自分の希望の学校に行けるようにしっかり勉強していくだけだわね。
がんばろー。