ラディッシュ
今週の色鉛筆教室も静物画だ。
教室に入り、テーブルに並んだ野菜やビンを眺める。
今日はどれを描こうかな。
たくさんある対象物の中からどの部分を切り取って絵にするか。
これを考えるのも楽しみのひとつ。
野菜はニンジンとラディッシュが置いてある。
手前にあるラディッシュが目に入った。
今日はコレひとつを描こう。
最近は背景や敷物に意識がいって全体を塗り込む作業に没頭してたから、ひとつに集中するのもよかろう。
特に葉っぱのデッサンに力を入れよう。
描き始めて40~50分くらい経っただろうか。
「あれ?」と思う。
目の前にある葉っぱの形が自分が描いている線と全く違っている。
「なんで?」
自分は一体何を見て描いてきたんだとしばし悩んだ。
で、分かった。
葉っぱがしなびてきたんだ。
なるほどー。
すげー。
めっちゃ当たり前の事に気づいて今さらながら感動してしまった。
まあ、生ものだからしょうがないわね。
ここまで描いた形で、ここから塗り込む作業に集中。
力の入れどころはやっぱり葉っぱの陰影だね。
今回も塗りながら下手だなーと嫌になる瞬間もあったが、先生にアドバイスをもらいながらなんとか描き上げた。
これで完成ということにしよう。
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