栄光の男
ちょっと前にNHKで、長嶋茂雄と王貞治の対談番組をやっていた。
ミスタープロ野球と世界のホームラン王の対談に、聞き手が星野仙一という豪華な顔ぶれ。
王さんがミスターのバッティングについて、技術的な解説をしたところが興味深かった。
「長嶋さんは球際に強いんですよ。」
球際?
「どんなに体勢が崩れても、左肩が最後まで開かない。」
ふむ。
「だからグリップが後ろから出てくるからボールとの距離が取れる。」
へえええ。
「普通の人はどうしても肩が開いちゃうんですよ。」
なるほどー。
なぜ結果が残せるのか、それを理論的に説明されるのはとても面白い。
それから星野さんが言った。
「王さんのバッターボックスに立った時の顔はこわかった。ものすごい集中力で、こちらを睨んでくるようだった。」
それに対して王さんのひと言。
「僕はそのくらいしないと打てなかったんだ。」
んー、重い。
ホント、重みのあるひと言だ。
それにしてもミスター。
あの肌ツヤの良さは一体なんだ。
さすが栄光の男、まだまだ輝いてるね。
最後に、これからの日本プロ野球界に対してミスターのひと言。
「スーパースターが出てこないといけない。」
んー、さすがの説得力。
素晴らしい対談だった。
今日は、ただの野球ファンブログ。
以上。
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