「何を見るか」より「どう見るか」
佐賀新聞に連載中の「池田学のマディソン日記」を毎月楽しみにしている。
佐賀北高から東京芸大を出て、ペン画での大作を発表し続ける佐賀が誇る画家である池田学氏。
今月のテーマは「想像力」だった。
もともと何もないところからの発想ではなく、そこにある何かを見て描くのが得意だった池田氏。
いま住む街は広い平原だけで刺激的な風景は少ない。
日常の中では大作のテーマになるような題材に乏しい環境。
そんな中でも刺激的な作品を描いていくには想像力が不可欠になる。
そのためには観察するものを「どう見るか」が重要なんだそうな。
見るものも身の回りにある日常的なものに限られる。
色んな何かを見に行くのにも限界がある。
だから、身近にあるものをいろんな角度から観察する。
そこから色んな想像を膨らませてみる。
「何を見るか」ではなく「どう見るか」ということの大切さを実感されているそうな。
身近なものを使って超大作を描くことに挑戦中の池田氏であった。
来月の記事も楽しみ。
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