閑さや岩にしみ入る蝉の声

 

蝉の声が響いてる。

 

一昨日くらいからやかましくなってきた。

 

 

蝉の声をきくと必ず松尾芭蕉のこの俳句が浮かんでくる。

 

閑さや岩にしみ入る蝉の声

(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)

 

 

そんでね、ウィキペディアでこの句のことを見てたら書いてあったけど、この句について昭和の初め頃にちょっとした論争が起こったらしい。

 

歌人の斎藤茂吉が「この句の蝉はアブラゼミである」と雑誌に発表したことが事の発端らしい。

 

すると「いや、アブラゼミではなくニイニイゼミだ」という反論だ出てきた。

 

それから「果たしてこの蝉の種類は何だ」ってことで文学論争が起こったんだって。

 

 

「閑さや」「しみ入る」などから想起される言葉からの考察。

 

奥の細道が記された時期を太陽暦にした頃に鳴く蝉の種類は、といった生物学的な考察。

 

 

なんだか難しい話になってきたが、結局は斎藤茂吉が誤りを認め「この句の蝉はニイニイゼミであった」という結論に至ったとの事。

 

 

面白い話だなーって感心しちゃった。

 

細部にこだわって深く掘り下げていくと思考がどんどん広がっていくよね。

 

 

蝉の声を聞きながら描いた。

 

 

 

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