追悼 千代の富士
小学生だった。
小結になったばかりの千代の富士に釘づけになった。
その年の九州場所での活躍、初日からずっと注目して見てた。
翌年、関脇で初優勝を飾った千秋楽の相撲。
大関で2度目の優勝を決めた千秋楽の相撲。
全部テレビで取り組みを見てた。
横綱になってからますますファンになった。
おしん横綱と言われた隆の里とのライバル関係も手に汗握ってテレビを見てた。
中学、高校でも見続けた。
新聞の記事は切り抜いて集めた。
毎月、「相撲」「大相撲」という月刊誌2冊を立ち読みした。
大学に入学し東京へ出てきた。
まず行くと決めてたのが両国国技館だった。
早朝から並んで当日券を買った。
前列通路ぎりぎりまで行って立ち見で観戦した。
結びの一番はもちろん千代の富士。
制限時間前の一瞬、館内に響き渡る声で「千代の富士~!!!」と叫んだ。
53連勝を決めた日もテレビを見ていた。
そして次の日、千秋楽で大乃国に敗れて連勝記録がストップする瞬間もテレビを見ていた。
若き貴乃花(まだ貴花田だった)に敗れた一番も見ていた。
引退会見も。
引退相撲もが行われた日は、たしか東京は雪が積もったって記憶している。
それが1992年の2月。
その翌月に、オレは大学を卒業して東京を後にした。
これが千代の富士の思い出。
私物を引っ張り出してきた。
この写真は、引退記念で発売されたVHSのパッケージを撮ったもの。
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