高校の同級生の話
お正月とは何の関係も無い話だけどアシカラズ。
高校の同級生で、タロウという友人がいる。
ギターがメチャメチャ上手かった。
音楽や映画のことも詳しくて話を聞いてると引き込まれる。
本もスゴい読んでて、知識も豊富なんだな。(本人はそれ程でもないと言うかもしれないが)
高校の頃よりも大学で東京に行ってからの方がよく一緒にいた。
タロウは大学生ではなく、プー太郎だったが。
夜中いつまでもウダウダと2人でしゃべってたのを思い出す。
塾で働き出した最初の1、2年は、何故かタロウと2人で年越しをしたような記憶がある。
そこらへんを最後にパッタリと会うことが無くなっていたのだが。
まだケータイも無い時代だったからね、何となく連絡を取ることも無いまま20年近く経ってしまった。
そして、1年前の正月。
高校の同窓会に出席して、そこにいた別の同級生に何となく「タロウの連絡先知ってる?」って聞いてみたら、「知ってる。電話してみようか?」となって。
あら、まあ。
その後あっさりと再会してしまった。
ちゃんとサラリーマンやってることにビックリしたが、基本的にはタロウはタロウのまんまだった。(失礼かしら)
8月には、共通の友人であるイトウの墓参りに行った。
ずーっと行きたいな行きたいなと思ってて行かずにいたイトウの墓。
大体この辺りにあるということは知ってたけどちゃんと調べることまではせずにいた。
でもタロウは1人で調べて行き、その後何度も参っていた。
やっぱスゲーなタロウ。
でもタロウに言わせると、「イトウの行動力はスゴい」と。
確かにそうだ。
うん、そんなことにも思いを馳せながら墓参り。
11月には、2人で山登りもした。
これも何となく感慨深いもんがあったなー。
今も何かしら話をすると色んな刺激をもらえるのだ。
そんなタロウに、若い頃自分がどう見られていたのかを聞いたことがある。(タロウがオレをどう見ていたかってことね)
へー、そんな風に映ってたのね、って感じ。(何て言われたのかは書かないが)
そういう話で自分のことも振り返ったりして、それもまた楽しい刺激のひとつ。
まあ、そんな友だちがいるってお話。
ただそれだけ。