ロジャー・フェデラーとキング・カズ
ロジャー・フェデラ― 32歳。(今年8月で33歳になる)
テニス界の記録という記録のほとんどを塗り替えてきたスーパースター。
32歳という年齢で、世界のトップ10の実力を維持するというのは驚異的だ。
キング・カズ 46歳。(来月47歳になる)
言わずと知れた日本サッカー界のスーパースター。
46歳でJリーグの現役プレーヤーなんて、もうただただ尊敬する。
フェデラ―。
去年はずっと不調で苦しんでたけど、今回全豪では強いフェデラ―復活という印象を与えてくれた。
全盛期を過ぎて、いつ引退かと言われるようになって久しいが、まだまだ闘争心や向上心は全然衰えていない。
ラケットを大きいものにしてみたり、新しくコーチにステファン・エドバーグを迎えたり。
さらに高みを追求していく姿勢が表れている。
全豪、残念ながら準決勝ではナダルに敗れた。
スコアを見ればストレート負けでナダルの圧勝なんだけど、果敢にネットプレーを試みたりしてたようだ。
それが正解かどうかではなく、勝利のためにトライし続けていくフェデラ―の強い信念が見られたんじゃないだろうか。
今シーズンは楽しみだなーと思わせてくれた。
キング・カズ。
最近テレビで自主トレの様子を見たんだよ。
スゴい体してるね。
去年を振り返って、今までにない体の衰え(痛みや軋み)を感じたんだって。
「だからもうダメかなー」じゃなくて、「だからその部分を鍛えなおさなくちゃ」って思ってるんだと。
流石である。
昔のインタビュー映像を本人が見てコメントするコーナーがあって、20代のカズが「50歳まで現役やれてたら幸せ」って言ってた。
それを見た46歳のカズが、「近づいてますね」と。
その後、「でも50歳までやろうって区切ったら今をセーブしたり流したりするでしょ。ただグランドに立ってるだけじゃなく、いいプレーしなきゃ意味ない。そういうんじゃなくて今日1日を全力で精一杯。それを続けていくだけ。」
いくつになっても、いやもう年齢なんか関係無く自分の最高のプレーをどこまでも追い続ける2人のスーパースター。
いつも勇気をもらい、自分を奮い立たせてくれる。
ずーっと応援していくよー。