右か左か、左か右か(後編)
昨日の続きだ。
中1のオレ。
「また左で箸を使ってみよう」
何故は分からぬが突然思い立ち、およそ7年ぶりに左手で箸を持った。
・・・できん。
完全に右手に慣れてしまってるじゃないか。
これは、結構つらい。
不思議なことに、そこであきらめなかったんだな。
次の日も、また次の日も、おぼつかない左手で箸を使い続けた。
やはり、1~2週間もすれば慣れてくるものだ。
そうなると、もうストレスは感じない。
むしろ、段々うまく使えるようになっていく変化が楽しめる。
特に最初の1週間が肝心みたいだね。
そこを続けられるかどうかだ。
結局ね、箸に関しては、今では右と左どちらも同じレベルで使える。
基本的には左手で食べる。
中学生で左に戻して以来ずっとだ。
しかし、右手もずっと同じレベルをキープ出来ている。
小学校の6年間で使いこなした習慣というのはそれ程に大きいものなんだと実感している。
何てことは無い、取り留めのない話のようで、オレはよくこの経験を振り返る。
学習について考える時に参考になるような要素が、この経験の中に色々と詰まってるような気がするのだ。
そんなことを思いながら、今日も箸を持つ。
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