アレクサンダー・ズべレフの勇気

 

男子テニスのツアー最終戦「ATPファイナルズ」は、ドイツの新鋭アレクサンダー・ズべレフの優勝で幕を閉じた。

 

グランドスラムに次ぐビッグタイトルを21歳の若さで獲得したズべレフ。

 

しかも準決勝でフェデラー、決勝でジョコビッチを破っての優勝という衝撃。

 

 

このズべレフって選手、すげー肝っ玉やなあと感心した出来事があった。

 

準決勝フェデラー戦の2セット目タイブレークの時にそれは起こった。

 

後日ダイジェスト映像で見たんだけど、両者打ち合ってる最中に突然ズべレフがラリーを止めたんだ。

 

「ちょっと待ってくれ」って。

 

フェデラーの後方にいたボールボーイ(球拾い係の少年)が、両選手が打ち合ってる時に手に持ってたボールをポロンと落としちゃったのね。

 

少年はすぐにボールを拾って元の位置に戻ったから特にプレーの妨害になったわけではない。

 

 

しかし、ズべレフはそれが自分の視界に入ったから瞬間的に「プレーを中断すべきアクシデント」と思ったんだろう。

 

でも実際はコート付近までボールが転がったわけでもないので、プレーを中断するほどの事ではないと思われてもしょうがない。

 

結局中断は認められ、それを境にズべレフが押し切って勝っちゃったもんだからフェデラーの集中が切れたキッカケのような結果になった。

 

それで観客からブーイングが起こったようだ。

 

 

プレーを止めるなんて、なかなか出来る事じゃないと思うよ。

 

しかも相手はフェデラー。

 

でも集中が切れかねない状況で中途半端に打ち合うのではなく、プレーを止める。

 

その勇気がビッグタイトルを取らせた原動力じゃないかしら。

 

 

フェデラーは勿論「君は何も悪いことはしていない」とズべレフを擁護したそうな。

 

更にはボールボーイを気遣うコメントまであったらしい。

 

決勝ではジョコビッチが歓喜のあまりコートに倒れ込んだズべレフに歩み寄って抱擁、若き新王者を祝福した。

 

ズべレフの肝っ玉と同時に、フェデラーとジョコビッチの紳士的な言動にも感動したね。

 

テニスは早くも来シーズンが楽しみだ。

 



 

 

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