特別支援教育士の塾屋
特別支援教育士の資格を持っている。
そもそもこの資格。
たぶん多くは学校の先生、特に特別支援教育に携わっている先生が一番多く取得されているんだと思う。
それから小学校や幼稚園の先生。
塾の経営者や講師というのは、まだ稀なんじゃないかなと思う。
塾屋として、この資格を持っていれば具体的に何が出来るというわけではない。
一番は、この資格を取得するために勉強してきた知識、そして今後も勉強会や会合に参加させてもらうことで得られる知識と経験が、塾での学習指導にプラスになること。(プラスにしなければいけない)
学習が特に得意だとか不得意だとかに関わらず、学力レベルはそれぞれ違う。
どこでつまずくか、とか。
どういう説明が理解しやすいか、とか。
モチベーションの程度も。
こういう授業形態なら大丈夫とか、このシステムなら成績アップとか、みんなに当てはまるものはないから、それだけ注意深く観察して、柔軟に対応しなければと思う。
これは、現場で子どもと向き合う人間の仕事。
簡単なことではないけどね。
過去の経験も役に立たないことだってあるし。
そういうことを実感として心掛ける意識を持ち続けるためにも、特別支援教育士の資格を持つのは意味のあることかもしれない。
バランスを取るとか、程々にやるとか、適当にやるとか、悪い意味じゃなく結構大切な感覚なんじゃないかな、とか。
いろいろ考えながら、いろいろやっていきたい。
特別支援教育士の資格を持つ塾屋として何が出来るか。
特別支援教育の枠にとどまらない、たぶん全ての子どもたちが対象になるんじゃなかろうか。