「つまり」と「例えば」
「つまり」というのは、前の内容を別の表現で簡潔に言い換える時につかう接続語ね。
「例えば」というのは、具体例を挙げる時につかう接続語よね。
どちらも、筆者が言いたい事をより分かりやすく相手に伝えるためにつかう言葉だ。
国語で論説文の読解問題なんかを読む時も、この「つまり」と「例えば」には注目してほしい。
だって「つまり」があったら、分かりやすい言葉に置き換えて2度同じ内容を繰り返してるってことじゃん。
そして「例えば」は具体例を示して、さらにイメージを膨らませてもらおうとしてるってことじゃん。
そこまでして説明しようとしている内容なんだから、「つまり」と「例えば」があるところは筆者が読み手にスゴく伝えたい内容だってことでしょ。
だから、そこに注目して読めば論説文も全体の要旨が捉えやすくなるんじゃないかなーと思う。
さらに、これは自分たちが相手に何かを伝えようとする時にも活用していけるはず。
もっと言うならば、そういうのを意識して活用していかなければいけないと思う。
自分の意見を相手により分かりやすく説明するための表現ってのは、絶対に身につけてほしいチカラだ。
国語の授業では、そこをしっかり学んで欲しいと思ってる。
オレの頭のデカさを伝えたいわけではない。
念のため。
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