寿司の神様と天ぷらの神様
NHKスペシャルでやっていた2人の料理人の特集に魅了されちゃった。
1人はミシュランガイドで3つ星を獲得している寿司職人、「すきやばし次郎」の小野次郎さん。
もう1人は伝説的な天ぷら職人、「みかわ是山居(ぜざんきょ)」の早乙女哲哉さん。
大したグルメでもないので、細かい料理の美味しさやそれを味わう醍醐味なんてのは伝えきれないが、2人の神様の言葉にとってもステキだった。
2人は互いの店に客として行き来する間柄でもあるんだね。
そしてお互いに料理する手先が一番見えるカウンターの決まった席に座るんだそうな。
91歳の次郎さんについて早乙女さんは言う。
「最初に食べた時から進化し続けている」
スゴいねー。
年齢から来る体の衰えについても、「ちゃんとカバー出来ている」そうだ。
それが他の客はもちろん、同じ厨房に立つ次郎さんの弟子たちでさえ分からないくらいの変化を、早乙女さんは感じ取っているようだ。
カッコイイわー。
最初から最後までシビレっぱなしだった番組の中で、オレが特に「なるほど~」と思った次郎さんの言葉がある。
フランス料理の巨匠って人がやってきた時のこと。
「オイシイ」
「スバラシイ」
と大満足でそのフランス料理の巨匠は帰っていった。
その後、次郎さんは「あれくらいは普通だ」と言う。
今まで食べたこと無いような珍しい味だから美味しいと言ってるだけだと語る。
そして放ったひと言がチョー納得。
「ホントに美味しいって思ったら、もう1個くれって言うよ」
スゴい説得力だわー。
いやー、この番組を見てから寿司が食いたくて食いたくて。(回らないやつ)
天ぷらもイイなー。
それだけではない。
これに刺激を受けて、自分も絵の描き方でちょっとチャレンジを始めた。
今日のイラストがその第1弾だ。
違い、分かるかなー?
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