サガテレビ森アナの就職試験奮闘記 Part2
さあ、東京での惨敗から始まったサガテレビ森アナの就職試験奮闘記。
次は、関西地区と東海地区への挑戦だ。
これが何と、関西では最終面接の1つ前(男は5~6人だったそうな)まで、そして東海では最終面接まで残るという健闘ぶりだった。
さすがに最終面接のひとつ前くらいになると2~3分で終わり何てことは無いよね。
関西では、スタジオでフリートークのテストがあったそうな。
その内容も面白い。
目の前に軍手が5000枚置かれている。
「あなたは、これをどう使いますか?」
これを考える時間も与えられずに、すぐに何かしゃべらなくてはいけない。
ここで、学生時代に通ったアナウンススクールの教えが生きることになる。
「目の前にあるものは、まず手に取って自分自身で触れてみなさい。」
森くんは、とにかく最初に軍手を自分の手にはめてみたそうだ。
はまてみれば、そこから色々な話にも広げていけるってもんだ。
はめた感触はどうか。
大きさはどうか。
それならどんな作業が出来そうか。
軍手をはめた森くん、何とかその場を乗り切った。(でも結果は不合格)
しかし、このことは色んなことの教訓になりそうだ。
目の前に問題が立ちはだかる。
どうしよう、どうしよう、と考えてるだけではなく、動いてみる。
手に取ってやってみる。
自分自身の体で体験することの重要性ね。
最終的に、東海、福岡2社で最終面接まで残った森くん。
ところが、その中で最終面接の日が重なるとこが出てしまった。
悩んだ挙句、片方に断りを入れてもう一方へ。
結局それら全てで不合格ということになり、その後募集があったサガテレビへ入社したのであった。
ホント、掻い摘んでバババーッと書いちゃったが、その他にも色んなことを経験出来た期間だったようだ。
「就職活動は大変だ」
「地獄のようだ」
「落ちたら自分を全否定されてるようだ」
そんな声も聞かれるほど、入社試験って色々あるんだろうなーとは思う。
しかし、何でも経験。
結果も含めて、そこに至るまでの活動は全て自分の財産になるはずだと信じたい。(いや、なるよ絶対)
前回Part1で森くんが言った「圧迫面接でした(笑)」というセリフ。
あれにしても、たまたま1社で自分が当たった面接官がそんな感じだっただけであって、中には熱心に話を聞いて下さるところもあったとか。
その後のことも考えると、「圧迫」と感じるような経験もしてて損は無いではないか。
自分の実力に見合った運を引き寄せるのも、自分の気持ちの持ち方ひとつなのかもしれない。
そして、森くんも今やサガテレビの看板アナウンサー。
夕方のお茶の間へ、思いっ切り光を放っている(・・・はずだ)。
大変だった入社試験の思い出も明るく笑いながら語ってくれた森くん。
最後に、最終面接で日程が重なった時、片方を断ってもう一方を選んだ決め手って何だったのか聞いてみた。
「いやー、そこの初任給がめちゃめちゃ高かったんですよねー。」
そんな森くんが大好きさ。
みんな!夕方のサガテレビ「かちかちPress」をよろしくね!
『ホクト進学塾のみんなへ、森くんからのエール』