原発について語る
フジテレビのワイドナショーを録画してちょこっと見てたんだけどね。
その中で、再稼働した川内原発についてのニュースを取り扱っていたのだよ。
このニュースの流れで、原発についてダウンタウンのマッちゃんがこんなことを言っていた。
「自分は毎日テレビに出てる身で、つまり電気をたくさん使わせてもらってる立場で、何となく原発を無くせとか言いづらい気持ちがある。」
こんな感じのことを。
「ミュージシャンが原発反対とか歌にしてCD出しても、それ録音すんのも再生すんのも電気使うやん。」
みたいなことを。
ふーん、そんなもんかなーと思いながら聞いていたら、そこにコメンテーターとして出演していた社会学者の古市憲寿(ふるいちのりとし)氏がこんな発言をした。
「自分たちは電気を使っている主体者として、どういう電力を発電した方がいいかってことまで責任を持つという発想があってもいいんじゃないか。」
おー、なるほど。
「一方的に電気を使わせてもらってるというよりは、使ってるんだからこそ発電方法に口を出してもいいといいう考えがあってもいい。」
んー、なんだかスゴく納得してしまった。
世の中に対する姿勢、と言えばちょっと大袈裟かもしれないが、物事に取り組む時には何にでも通じる心構えのような気がした。
自分が主体者として積極的に考える、そして意見する。
そもそも電力が足りてるのかどうなのか。
火力で補った時のコストがどうなのか、温暖化の問題はどうなのか。
代替エネルギーはどの程度期待出来るのか。
さらには、原発のある町の経済の問題などはどうなっているのか。
分からないことが多過ぎるので、何が正しいなんてことも言えないのだが。
だからこそ勉強し、自分の意見を持てる力をつけていかねばなーと。
小学生、中学生諸君も今後、自分たちが主体者となる意識を・・・ちょっとずつでも、ね。
がんばろ。
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