成穎中の学校説明会ご報告
一昨日は成穎中の学校説明会だった。
塾対象の説明会で、成穎中と成穎高等部まで含めて学校の指導方針やカリキュラム実践報告、実績、そして来年の入試についての話をされる。
毎年説明会に行って思うのはこれだ。
成穎中のアピールは明快。
☆他の私立校との違いは高校受験が出来るオープン制です。
☆だから、私立中という少数精鋭の学習環境で、県立トップの進学校を目指して充実した受験勉強が出来ます。
☆したがって、県立中高一貫校のように、中だるみの心配もありません。
☆はい、これが実績です。
という感じ。
いやはや見事だ。
スゴーく分かりやすいね。
今年3月に卒業した15回生が94名。
1学年で94名の生徒がいるというだけで、立派な実績と言っていいと思うよ。
それだけの入学志願者がいるということは、それだけ支持されているということだ。
その中で、佐賀西の合格者が26名、致遠館が6名、佐賀北が4名。
久留米、佐世保、有明の国立高専に計8名合格。
うん、素晴らしい実績だ。
ちなみに、今年1月の成穎中入試の実質倍率は、1.64倍だ。
これは、今年の佐賀の県立高校入試の最高倍率だった佐賀工業建築科の最終倍率と全く同じ。
いつも倍率が高い高いと言われている佐賀北や佐賀商業の高校入試倍率よりも高い数字なのだ。
くり返すが、1.64倍というのは実質倍率だよ。
つまり、総受験者の4割近くの人数が不合格になるということだ。
これは、佐賀清和中、龍谷中をあわせた3校の中では断トツ難易度の高い入試になる。
こういう状況になると、必然的に入学後の授業レベルが上がるよね。
しかも、そんな入試で合格した学力の子たち80名程度の人数を3クラス編成にするんだから、1クラス20数名。
公立中と比べると圧倒的に少人数。
学力テストの回数も多い。
単元ごとに到達度確認するための課題テストをはじめ、学力推移調査、校内学力コンクール、さらには公立中で定番のセミナーテストやSAGAテストまで実施する。
授業数も多いので、早めに3年間のカリキュラムを終了して過去問演習などを含む高校入試対策の授業もたっぷり出来る。
だから、この実績。
これが成穎中のアピール。
うーん、分かりやすいね。
そのためか、説明会の雰囲気は自信に溢れてるような気がするのね。
それだけではない。
きめ細かな対応も欠かされてないよ。
説明会でちょこっと質問してたんだけど、翌日にすぐに募集責任者のN先生が塾を訪ねてこられた。
N先生とも長いお付き合いだ。
少し時間があったので、教室に上がって頂いてお話をさせてもらった。
やはり、1対1で話をする時のN先生も、成穎中の実績と自信そのままに明快な説明をされる。
そういうお話が出来て楽しかった。
以上、成穎中の学校説明会ご報告でござる。