2014年 佐賀県立高校一般選抜入試問題 社会の独自分析~来年以降の受験生必見!!!~
本年度の佐賀県立高校一般選抜の入試問題について。
社会をズバッと分析してみよう。
まずは、分野別の配点。
地理が17点。
歴史が17点。
公民が16点。
で、合計50点満点。
ふむ。
3分野均等の出題配点というのは例年通り。
次に、特に注目したいことをひとつ。
記述問題が減ってるね。
しかも、極端に減ってるね。
具体的に言うと、文章で説明する記述問題は全部で4問。
配点にすると、8点。
これまでと比較してみよう。
H25年度は記述問題6問で、配点は12点。
H24年度は記述問題6問で、配点は10点。
H23年度は記述問題12問で、配点は21点。
H22年度は記述問題12問で、配点は22点。
見てもらったら分かるよね。
2年前から記述問題は減少傾向にある。
それが、今年はさらに減っている。
さて、記述問題が減っていると聞いて、どんな印象を持ったかしら?
簡単になった感じがしない?
なんか「記述」って言ったら難しそうでしょ。
文章で説明するとか。
しかも、それが20点以上もあるなんて。
実際それはそれで、結構練習しないと大変なんだけどね。
しかし、記述が少なくなったからと言って、決して簡単になってるとは言えない。
記号で答える問題もちゃんと複数の知識を持ってないと選べないよ。
例えば歴史で、複数の出来事の起こった順番を把握しておかないと解けないとか。
その出来事が起こった時の時代背景をつなげて覚えてないといけないとか。
また、全ての分野で色んな資料があって、それらを読み取るチカラも問われる。
とにかく幅広い知識と判断力が問われるんだなー。
よく言われる「社会は覚えれば解ける教科でしょ」ってのは、ちょっと通用しないかなという感じがするね。
まー、突き詰めて言えば何でも覚えりゃいいんだってことにはなるんだけど、社会は覚えることがとにかく幅広い。
記述が減ったことで、むしろ幅広い知識をより正確にってのが求められるようになったという印象を受けるね。
だって記述は多少解答にも幅が出来るじゃない。
白紙はどうしようもないけど、部分点だって考えられるし。
でも記号はマルかバツかで、△つけられないからね。
このような社会の入試問題への対策はズバリ
「早くから勉強しておく」
これに尽きるよ。
中1の時からコツコツと。
出来れば小学生の時からコツコツと。
社会を侮るなかれ。
そして、社会から逃げることなかれ、だ。
ホクトのみんなー。
社会もしっかりがんばっぺー!!!
以上だ。