弘学館、成穎、佐賀清和、龍谷~佐賀市内の私立中学受験者数について~
1月に行われた佐賀市内の私立中入試。
今年の入試についての簡単な調査をしてみようと思って4校の担当の先生と簡単にお話させて頂いた。
弘学館中
成穎中
佐賀清和中
龍谷中
この4校ね。
何を調査したかというと、受験者数などの人数調査。
調査というか確認ね。
他にもいくつかの項目で人数確認したんだけど、今回は受験者数についてだけ触れてみたいと思う。
去年と今年を比較してみる。
弘学館中(去年)790名 →(今年)861名
成穎中(去年)206名 →(今年)240名
佐賀清和中(去年)123名 →(今年)153名
龍谷中(去年)37名 →(今年)31名
総数(去年)1156名 →(今年)1285名
全体で129名の増加ってことになる。
ちなみに、弘学館中は佐賀県内からの受験者が例年120~130くらいだ。
その他の3校については県外からの受験者ってのはそんなにいないだろうから、純粋に佐賀市内(県内)の子の総受験者数は増えていると思っていいだろう。
弘学館と成穎がずいぶん増えてるなーという印象。
佐賀清和中は、弘学館と同じ試験日なのに新しい校舎になって健闘している。
龍谷中の減少はある程度予想出来ていたけど、来年以降どうなるかは注目。
なぜ、全体的に増えているのか。
いくつか理由を考えてみよう。
① 各私立中の努力による進学実績などの結果が評価されている。
② 県立中高一貫校が4校になり、早稲田佐賀も出来て受験熱が高まる環境になった。
③ 地域の公立中学校への不信感で私立志向が強まった。
こんなとこだろうか。
まあ、どれもこれも全部当てはまる理由かなーと。
①なんかは数字でハッキリ見られるしね。
②も間違いないとこだろう。
佐賀市内で言えば、佐大附属や致遠館中を第1志望にしている子はまず練習として上記4校のいずれかは受験するだろうからね。
③は、あんまりイイ気持ちにはならないが。
学力のある子がごそっと受験して公立中には行かないというのも現実の話。
そんなこんなもひっくるめて、塾も(というか自分が)頑張っていくことがたくさんあるなという感じがする。
参考までにってことで、今回は受験者数にしぼって考えてみた。
その他の数字については自分の中でもうちょっと考察しながら、今後の指導に反映させていくつもり。
じゃ、今日はこのへんで。
対応してくださった各校の先生方、貴重なお時間を割いて頂きありがとうございました。