人生における時間の流れ方
先日、高校の同級生とメールのやり取りをする機会があった。
自己肯定出来ない自分を引きずってしまって、なかなか前向きに行動出来ない子どもや若者をサポートする人物の特集をテレビで見ての感想について少しやり取り。
その中で、ちょっと興味深い意見を聞いた。
同級生いわく、
「過去 → 現在 → 未来 という直線的な時間感覚で人生を捉えると、挫折した過去の敗北感から一生逃れることは出来ない。」
ふむふむ。
「人生は円環し、始まりも無く終わりも無い と考えると、リセットは可能だ。」
とのこと。
何だか仏教みたいな人生の捉え方だねー、と聞いたら、
「ということを、ボクは仏教とギリシャ神話から学んで今がある。」
ということらしい。
実際その同級生も、人生に空白があって、2度と浮上出来ないのではと悩んだ時期があった。
元々かなりの読書家だったので、そういう哲学に出会って救われたのだろう。
何でもいいんだけど、そういう自分をやり直すキッカケに出会えるかどうか、がとてつもなく大きなことだなーと改めて実感した。
そんなことを色々考えさせられる時間になった。
最後は、「サラメシはイイ番組だよねー。」というお互いの意見が一致したところでメール終了。