受験勉強のひとコマ~基礎固めから実践力へ~
ある中3の生徒。
その子は最近塾の授業でも理解度が良くて、英語の文法なんかも基礎的な問題はキチンと解けている。
でも、テストの点数はまだ今ひとつ。
塾の志望校判定テストでもまだまだ結果が出せない。
その子が言うには、「例えば受動態の問題をやってる時は受動態って分かる。現在完了だけやってる時も分かる。でもテストで色々まとめて出てきた時にどれがどれだか分からない。」ということらしい。
なるほど。
自分のテニスと一緒だなぁと思った。
コーチが球出しするテーマ練習は1個1個キチンと打てるけど、ゲームになるとそれをどこでどう活用していいか分からない。
じゃあ、どうするか。
テーマごとの基礎練習はしっかり継続しながらゲームの場数を踏むってことかな。
で、そのゲームの後に基礎練習でやったことがどこで活かせたかの振り返りをやる。
受験勉強に置き換えると、テーマごとの基礎練習は今のところ毎回の授業であり自分でやる家庭学習など。
ゲームはテスト。
場数を踏むというのは、テストの回数を増やすってことになる。
そこで、塾内の志望校判定テストは毎月やる。(1月まで)
さらに、佐賀県一斉模試が2回ある。(11月と1月)
だから、今後実施していくテストは基礎学力を実践力につなげていくための重要な受験勉強のひとつなんだ。
そんなことを意識してテストに臨んだらいいんじゃなかろうか。
最後は必ず伸びてくるよ。